パソコンでゲームを遊んでみたいけど、「どう選べばいいのかわからない」・「興味はあるけど、いきなり何十万円も使うのはちょっと」と抵抗がある方もいらっしゃると思います。
実際僕が初めてゲーミングPCを購入した(正確には自作)時は、お金がなかったので比較的安い構成にしました。
その中でもパソコンの脳とも言われるCPUを、エントリークラスに位置付けされるCore i3にしました。
パソコンでゲームをするとなると高性能が求められるので、エントリークラスのCore i3で大丈夫なの?と疑問を感じると思います。
しかし、結論から言うとCore i3でもゲームはできます。
4年前のCPUでも満足してゲームを行なっているので、今の世代でもあまり変わらないと思います。
ただゲームを行う場合、グラフックカードやメモリーなど他の部品の性能も大きく関わるので、グラフィックカードを搭載していないメモリーの容量が極端に少ないといった場合は、ゲームは遊ぶどころか起動するので精一杯になるでしょう。
CPU以外の部分の詳細は、また別の記事で紹介します。
今回の記事ではCPU以外のことは置いといて、Core i3でもゲームは快適にできるのか、4年間使ってきた実体験を元に紹介していきます。
CORE i3のゲーミングPCを使う経緯
なぜ僕が購入した理由を紹介していきます。
お金にゆとりがなかった
僕がゲーミングPCを組んだ時は、大学生時代でした。
当時はお金に余裕がなたっかので、大体予算10万円でゲーミングPCを組むことにしました
ただ欲しいと思った時にCPUの世代が変わってしまったので、どうしてもCPUの価格が割高でした。
当時は他の部品であるグラフフィックカードがマイニンング需要で高かったり、メモリーも高騰していたため、CPUに充てれる予算があまりありませんでした。
また予算が10万円と非常に限られており、グラフィックカードもエントリーモデルのGTX1050tiでメモリーは8GBまでしか選べませんでした。
そのため、Core iシリーズで一番価格の安くて、他の部品とバランスの取れたCore i3のCPUを選ぶことにしたのです。
ゲームがある程度できれば十分だったから
Core i3であってもある程度はゲームができるだろうと考えたからです。
BTOゲーミングバソコンを調べていた時、価格帯が10万円のエントリークラスにCore i3のCPUを搭載されているのをよく見かけました。
紹介やベンチマークを見ても、とりあえずゲームができれば良い僕には十分だと思いました。
実際に使用したCore i3のCPUについて
ここからは、僕が使っているCore i3のCPUを紹介していきます。
購入したのはCore i3-8350K
本当はCore i3 8100を購入したかったのですが、当時入手できなかったため、仕方なくオーバークロックができるK付きを購入しました。
ただ、オーバークロックは殆どしなかったため、正直勿体無かったとは思います。
Core i3-8350Kのスペック
Core i3 8350Kのざっくりしたスペックをこちら。
- コア数 4 コア
- スレッド数 4
- クロック周波数 4GHz
- グラフィックス Intel UHD Graphics 630
- TDP 91 W
- ソケット形状 LGA1151
クロック周波数が4GHzとオーバークロックなしのCore i3 8100が3.6GHzなので、Core i3の中では一応高性能の部類になります。ただその分価格が高いですが。
実際にCORE i3のゲーミングPCを使ってみた感想
実際に使ってみて良かったことを紹介していきます。
ゲームをする点では快適でなかった
正直言って、ゲームを快適に遊べる!とは言えません。
なぜなら、人によっては求める基準が違うからです。
ただ、僕の基準では十分ゲームを遊べました。
僕の基準は主にこんな感じ。
- 解像度はフルHDでいい
- フレームレートは60FPSで安定していればいい
- 画質は中設定までなら問題ない
と言った感じ。
ようは、高画質・高リフレッシュレートは求めていないということです。
こうなるとゲームの観点では、より高性能で価格の安いPS5で良いのでは?と思われるかもしれません。
実際僕が遊んでいるゲームの中にPS5で発売されている物もあります。
しかし、僕はパソコンでしか味わえない面白さがあるため、あえてパソコンを選んでいるのです。
また詳細は記事にしようと思います。
さて話を戻しまして、もし僕と同じような基準であればCorei3を選んでも問題ないでしょう。
ただ、エントリークラス以上のグラフィックカードは必須ですよ。
CORE i3のゲーミングPCを購入・自作する時の注意点
実際に使ってみた感想を元に、Core i3のゲーミングを購入する又は自作する時の注意点を紹介します。
ゲームタイトルによっては性能不足
CPUとどのグラフィックカードを搭載するかによって左右されますが、ゲームタイトルによっては全く遊べないという可能性があります。
そのため、自分がしたいゲームの推奨スペックを必ず確認しましょう。
マインクラフトやフォートナイトのような比較的軽いゲームなら、Core i3とエントリーモデルのグラフィックカードでも快適に遊べます。
しかし、バトルフィールドのような重いゲームだと、とてもじゃないけど遊べないでしょう。
実際に僕はバトルフィールドを遊んでみましたが、画質設定を落としても60FPSを下回ることがあり、すぐにやめてしまいました。
もし自分が遊びたいゲームの推奨スペックが高かった場合は、Core i3で構成するのはおすすめしません。
じゃあ具体的にどう判断すればいいのかというと、YouTubeで「ゲームタイトル core i3」で検索すると検証されている動画があるのでそれを活用するのがいいと思います。
ゲームによるが基本的に解像度はフルHD
まず前提として、高解像度や高リフレッシュレートでは遊べないと思って下さい。
マインクラフトのように非常に軽いゲームなら別ですが。
あくまで僕個人の感想ですが、フルHDでもゲーム自体が面白ければ、画質はさほど気になりませんでした。
まとめ
今回はCore i3で快適にゲームができるのかを、4年間使っている僕が感想を踏まえた上で紹介しました。
僕のように高画質・高解像度・高リフレッシュレートをどれも求めないのであれば、CPUだけの観点だけで言えばCore i3でも大丈夫だとおもいます。
実際に僕は4年前に組んだCore i3のゲーミングPCで、ずっとフルHD60FPSモニターで遊んでいます。
ただ、ゲームによって求められるCPU性能は異なるのでしっかり自分で確認してから考えましょう。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。